Bali Guide Logo
パダンパダン・ビーチ - 1

パダンパダン・ビーチ

ビーチビーチサーフ写真
1 / 7

パダンパダン・ビーチ

ビーチビーチサーフ写真

岩の門をくぐる小湾の名所。映画や国際サーフ大会で知られる。

ウルワツ地区の断崖絶壁に隠されたパダンパダン・ビーチは、岩の裂け目に作られた狭い階段を抜けた先に広がる、まるで秘密基地のような入り江です。2010年に公開されたジュリア・ロバーツ主演の映画『食べて、祈って、恋をして(Eat Pray Love)』のロケ地として使われたことで、世界中から観光客が訪れるようになりました。エメラルドグリーンの透き通った海と、白い砂浜が両側を奇岩に囲まれた風景は、非常にプライベート感があります。また、ここは世界的に有名なサーフポイントでもあり、特に「リップカール・カップ・パダンパダン」などの国際大会が開催されるパワフルな波が立つ場所として知られています。ただし、観光客が遊ぶのは波が穏やかな岸辺のエリアです。

文化:映画が変えた風景

映画『食べて、祈って、恋をして』が公開されるまで、パダンパダンは主にサーファーたちの間で知られるローカルなビーチでした。映画の中で、主人公が恋に落ちるロマンチックなシーンが撮影されたことで、このビーチのイメージは一変し、カップルや映画ファンが訪れる聖地のようになりました。この現象は、メディアが観光地のイメージを形成し、その土地のあり方さえも変えてしまう力を持つことを示す興味深い事例です。映画のシーンを思い出しながら、この美しいビーチを散策するのも一興でしょう。

自然:サーファーを魅了する波

ビーチの沖合、リーフが途切れる場所では、世界でも有数のクオリティを誇るレフトハンダー(左方向に割れる波)の波が立ちます。この波は非常にパワフルでチューブを巻くため、上級サーファーのみが挑戦できる特別な波です。国際大会が開催されるのは、この波が最も良いコンディションになる乾季(5月〜9月頃)です。観光客が海水浴を楽しむのは、リーフの内側の波が穏やかなエリアなので安全ですが、沖で波に挑むサーファーたちの姿を眺めるだけでも、その迫力に圧倒されるはずです。

見どころ(ここをチェック!)

このビーチのハイライトは、何と言っても入り口のユニークなアプローチです。一人しか通れないような狭い岩の階段を下っていく体験は、探検気分を盛り上げてくれます。干潮時は砂浜が広く現れますが、満潮になると砂浜のほとんどが水没してしまうため、訪れる時間帯には注意が必要です。潮汐情報を確認してから訪れましょう。ビーチには野生のサルが現れることがあります。食べ物や貴重品を奪われないよう、荷物から目を離さないでください。

📍

基本情報

  • 📍住所Jl. Labuan Sait, Pecatu, Kuta Selatan, Badung 80361
  • 営業時間07:00–19:00
  • 🚫定休日無休(荒天時制限)
  • 💰料金入場 15,000–30,000IDR 目安+駐車別
  • 🚗アクセス
    • 空港から車で約45分
    • 駐車場から階段でビーチへ
🗺️ 地図で見る
パダンパダン・ビーチ | Balitra(バリトラ)| バリ島総合観光ガイド